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まさか・続編も今日から第2話~
読んで下さる方は 一手間おかけしてすみませんが、下の「つづきはこちら」からどうぞ。
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遅ればせながら、注意書きを。
既にお気づきの方もいらっしゃるようですが、今回の連載は突発小話にある、某・坂の話の続編…ぶっちゃけシマの妊娠ネタです。
今更ながら苦手な方もおられるかと思い、追記部分に連載することにしました。
読んで下さる方、 一手間おかけしてすみません。

まだ日付変わるまでに間があるし。何とか今日中に間に合いました!
昨日の続きです。

>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡


即答した嶋本の肩を掴む。
「結婚したのか?」
「いいえ」
「結婚するのか?」
「いいえ。でも間違いなくオレの子です」
「もう生まれたのか?」
「はい、オレが親権者です」
「結婚しないのなら、オレが子育てを手伝っても問題ないと思うが」
一縷の望みをかけて言った真田の言葉を、嶋本が冷静に否定する。
「それはできません。新隊の発足前にオレはトッキューを除隊するつもりです」
如何に真田を説得するか、幾度も嶋本はシミュレーションをしたに違いない。
「副隊長やった時は3隊と隊長のことを一番に考えてました。隊が別れて、隊長より3隊を優先することがあってもまだやっていけると思います。でも親となると話は別です。仕事以外でオレが最優先にせなならんのはあの子らです…隊長やない」
「あの子ら?」
「双子やったんで」
「オレでは嶋本の力になれないか?」
嶋本は困ったように笑った。

>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡

続きは明日に~

メルフォお返事は下のリンクから。
一手間おかけしてすみません。

サイト用に『幽霊デビュー』をブログの過去記事から拾ってるんですが…こんなにあったのか(汗)
今日から新連載。

>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡

一年間のインドネシア派遣から帰って来て、飛び入りで野球に参加、急遽開かれた帰国祝の飲み会に行き、帰宅したのは日付の変わる頃だった。
玄関の扉が閉まると同時に、斜め後ろにいた嶋本を引き寄せる。
自室に入ったと思った途端、真田の中のスイッチが切り替わったようだった。
有無を言わせず抱きすくめられた嶋本は、瞬間驚いたように目を見開いたが、すぐに目を閉じて真田のキスを受け入れた。そのまま角度を変えて何度も口付け、やがて一人で立てなくなった嶋本を抱えてベッドに連れて行った。
翌日に訓練を控えた嶋本を気遣いながら、それでもなかなか手放せすことができなかった。少し痩せたが変わらずはりのある筋肉と増えた傷跡が真田の知らないこの一年を知らしめるようで、真田は確かめるように丹念に嶋本の形をたどった。
その翌朝に、まさか―――
「こういうのは、これきりです」
―――別れを切り出されるとは思いもよらず。
早朝にもかかわらず、きっちりと身なりを整えた嶋本は真田の枕元に正座していたが、真田が飛び起きるのに合わせて立ち上がった。
「理由は?」
「子どもができました」

>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡

 
 
…始めちゃった…続きは明日に。
昨日の続きです。真田視点の『幽霊デビュー』おまけ話。


>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡


「今度は夢やないところで会いましょう。約束です」
「なら、トッキューで」

自分で言った言葉が不思議だった。するりと口から滑り出たそれはその後、新たな約束として確かに真田を支えた。
嶋本にとってはどうなのかは、ずっとわからなかったが。
そして、嶋本はトッキューに来た。
しかも。

「夢とは思わんかったんですか?」
「最初はな。だが、何か事故があった可能性も考えた」
「…それは、いらん心配をかけました。さすがにあれが最初で最後なんで」

嶋本はあの夢の内容を肯定した。いや、こうなると夢ではなく、幽体離脱とでも呼ぶべき現象だろう。
つまりあれは夢ではなく現実だった、ということだ。
あの時の嶋本の、光も強さも約束も。

一つの約束を果たしてトッキューに正式配属された嶋本は、次の約束を―――今度は一生をかけた勝負を申し出た。
トッキューという部署の特性を考えると、この数年はともかく、その後は一緒に仕事ができるとは限らない。
離れていても、互いの一生を拘束する約束を持ち出したのはきっと嶋本の優しさだ。
傍にいない時まで真田を案じ、守り、救おうとする。
それほどの誠実を彼が自分にそそいでくれる理由はわからないが、彼は今度の約束も必ず果たすだろう。ならば、真田も精一杯の誠実さで嶋本に応えなければ―――どんなに有を喪った闇が深くても。徒にそれに囚われることを、嶋本は許さない。その厳しさこそが、真田にとって優しく正しいことを知っている。あの、光を纏っていた時と変わらず。

歩きながら右手を見つめ、さっき触れた嶋本の髪を思い出す。
海水と厳しい訓練に晒されながら、案外と痛んでいなかった髪はかきまわすと奔放にはねるようでいて、きちんと根をはり、己を失わず戻ってきた。実に嶋本らしい性質だと思った。
嶋本には告げていないが、実は明日から同じ新隊への所属が決まっている。
…明日が楽しみだ。月を見上げ、子どものように浮き立つ心を抱えて、真田は帰路を辿った。


>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡


これにて今度こそ『幽霊デビュー』は終了…かな? ま、何かまた思いついたら、それはその時に(苦笑)
ここまでおつきあい、ありがとうございました!
思いつきで増えた『幽霊デビュー』のおまけ話です。これまでずっとシマ視点でしたが、今回は真田視点。
これでホントに打ち止めかなあ…


>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡


夜道を歩きながら、右手を眺める。さっき嶋本に触れた手だ。
トッキューで再会する以前、嶋本と直接会ったのは有と潜水研修に行った保大だ。その時の嶋本は変わらずパンチパーマのような短髪だった。
卒業後髪を延ばしたら前より若く見えるようになったらしい、と有経由で五十嵐から聞いてはいたが。
…髪の長い嶋本を見たことはないはずだ。
あの夢を除けば。

有が死んでしばらくして、嶋本の夢を見た。
突然に病室に現れて、ただ後悔に身を浸す真田を叱りつけた。
ほんのり光をまとったその姿は暗い海で船を導く灯台のようで、この小さい(と言えば本人は怒るだろうが)後輩がこんなに強く人を救う力を持っていることに驚いて、でも同時にとても嬉しかった。学生時代の彼には、過去の傷を己でかきむしるような痛々しさが、どこかに付きまとっていたから。その経験が、真田を救い上げる力を彼に与えたのか。

そう思ってからふと、不安になった。あれは夢だったはずだ。
あの時の嶋本の姿も言葉も真田の深層心理の投影であって、現実の嶋本ではない。
真田のベッドの傍に不意に現れ、真田の肩と目に触れはしたけど、真田が嶋本を掴もうとした手は果たせず、擦り抜けた。
そのまま嶋本は消えてしまって。
もしかして…幽霊とかじゃないだろうか。嶋本は健康で運動能力も咄嗟の判断力も優れていたが、だからといって万が一ということがあり得ないとは言い切れない。
まさか、何か事故にあったとか…
普段なら、嶋本と配属が同じ五十嵐に聞けばいい。だがこの時期に、嶋本の夢を見たから心配になって…などといった理由で、五十嵐に連絡などとれない。他に気安く頼める相手も確かめる方法も思いつかず。
何か重大な事故に巻き込まれたというのであれば3管にも伝わってくるだろう―――そう考えて待つしかなかった。


>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡>゜)))彡



ちょっと長いんで、2回に分割。続きは明日以降に。

メルフォお返事は下のリンクから。
一手間おかけしてすみません。
『はんちょうさんのあたらしいべっど』絡みの小話をまとめてアップしました。たぶん落っことしはないだろうと思います(苦笑)
で、またぼちぼちとブログで小話連載しよっかな~と思案中。ま、いつだって予定は未定ですが(おい)
夏休みの終わりにあわせて、突発で思いついた小話を一つアップしました。
元ネタはN/H/Kの○/ん/な/の/う/たで耳にした「な/つ/や/す/み/の/お/さ/か/な」という曲です。一回しか聞いてないのですけど…第一印象優先で(苦笑) こんな曲じゃない!という方がおられたら、すみません…

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